北広島市内で時折耳にするお米の品種『赤毛米』。
実は全国的なブランドである『ゆめぴりか』『ななつぼし』のルーツでもあるこちらは、北広島市にゆかりのあるお米です。
今や米所のイメージすらある北海道ですが、元々はその寒冷な気候から道南以北で米作りは不可能とされていました。
そんな中、当時の北広島市島松に入植した中山久蔵さんは寒さに強い『赤毛』という種もみを使ったり、お風呂の湯を田んぼに引き入れたりと様々な工夫を重ね、1873年、ついにお米の収穫に成功します。これが北海道の米づくりの歴史、そして現在を大きく変えるきっかけとなりました。
小学校の頃習った『中山久蔵』『赤毛』という単語、周りの友達が全然知らなくてびっくりした記憶がある…。
これって北広島市だから勉強したんだ!ってなったよね(笑)
そんな『赤毛米』ですが、現在では一般流通していない貴重なお米。なかなか食べる機会にも出会えません。
それでも北広島商工会さんが中心となり、赤毛を用いた商品開発やPR活動を実施、最近では日本酒や米焼酎、お菓子やパンなど様々な形で注目されています!
カレーやリゾットにすると絶品というお話も…!
そこで今回は、北広島商工会さんとタカシマファームさんのご協力で、『赤毛米』の苗づくりの作業を見学させていただきました!
目次
苗づくりの様子を見学!

タカシマファームさんではこちらの機器を使って苗づくり作業を実施!
それぞれの工程についても教えていただきました!
初めて見た機器でちょっとワクワクしちゃいました
①容器に底土を入れる


栄養のある土を容器の底にひき、タネを入れる下地を作っていきます。この底土は後で被せる土と違うんだとか・・・!?
②底土にタネをまく


技術が進歩し、均等にタネをまけるようになったこちらの機器。まいたタネが底土にくっつくよう、軽い圧をかけるところまでやってくれます。
③土を被せる


気づけば大量のタネが準備完了!ちなみにこのタネも事前に様々な工夫をして芽出しをしているとのことでした。
④ビニールシートで栽培

とんでもない量が並んでいきます…!トレー1つでお米10キロほどになるそうです!
来年の種のためには手作業も…!?

そんな流れで行われる苗づくりですが、実は北広島商工会さんを中心に手作業でも行われています。
その理由は…技術が進化した機器は安定性がとても良いとは言いつつも、どうしてもタネの数がぶれたり、機器に付着していた別種のタネが入ってしまったりと、予想外の事態が発生する場合があるんだとか…!
そこで『赤毛米』という品種を確実に保つために、この流れを毎年手作業で実施。凄すぎる…。






1箇所ごとに決められた数をまき、底土にくっつけ、土を被せる…。僕らが何気なく食べていた赤毛米を使った商品、飲んでいた久蔵翁はこうやって繋がっていました…。
当たり前ですが、食べ物を作るということは本当に大変なことだと再認識しました。感謝していただくことが大切ですね、ありがとうございます…。
大変な作業の中で世の中に販売される様々なお米、そして『赤毛米』。
今回の見学をきっかけに、より詳しい内容や経過をお届けする記事も発信できたらと思いますのでお楽しみに!
なお、ご協力いただいたタカシマファームさんは直売所やネットショップも運営中!
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